ニッカロイの機械部品は、生産性が高く、高精度、耐摩耗性、耐熱性など数多くの特長を備えています。適切な利用により、トータルコストの節減や合理化を図ることができるため、自動車や二輪車のエンジン部品などに幅広く活用されています。
自動車の心臓部としてのエンジンには多くのニッカロイが使われています。
タイミング機構にはネットシェイプの特長を生かしたプーリー、スプロケットがあり、軽量化、多機能化を実現しています。動弁系においては、材料成分の特長を生かした耐摩耗性部品としてバルブガイド、バルブシート、ロッカーアームチップ等があります。その他、オイルポンプ部品や、クランクシャフトを支持する切削性も兼ね備えたベアリングキャップ等があります。

エンジンからの出力を伝達するミッションには、ネットシェイプ成形技術によるシンクロハブ、高強度材として焼結鍛造法を適用したシンクロリング、カムステータが使用されています。
その他、シフトフォーク、レバー等の部品にも高温焼結法によって製造されたニッカロイ高強度材料が使われています。
補機用としてニッカロイは、ワイパー、スターター、シート、電装品、インジェクションポンプ、エアコン、サンルーフ等数多く使用されており、生産性が高く、低コスト化を実現し、お客さまのニーズに応えています。
二輪車には、高精度大型歯車として、クランクシャフトからの動力を伝達するプライマリードリブンギヤーや良好なチェンジフィーリングを具現化するカムシフト部品等が使われています。その他、オイルポンプローター、スプロケットおよび動弁系にはバルブガイド、バルブシート等があります。